中古ヨコダン
趣味のジャンルを、同じ物差しで横に並べる

調べ方と、やっていないこと

共通の物差しにハードオフを使う理由

趣味ごとに専門店は違いますが、ハードオフ オフモールだけが全ジャンルの在庫を同じ状態ランクで公開しています。だからジャンルをまたいだ比較ができます。逆に言えば、専門店の価格帯とは異なります。

同じ機種の中だけで比べる

ジャンル全体でランク別の中央値を並べると、機種の構成の偏りがそのまま数字に出ます。実際にやってみると、カメラは「A→Cで62.5%下がる」と出て、管楽器は「ランクが下がるほど高い」という逆転まで出ました。どちらも状態の効果ではなく、そのランクにたまたま高い機種が多かっただけです。

そこでこのサイトでは、同じ機種が2つ以上のランクで同時に在庫しているときだけを取り出して比を作り、機種ごとに1票として集計しています。同じ処理をすると、カメラのA→Cは16.7%下がるに、管楽器は22.6%下がるに変わりました。

海外との比較で国内の基準をそろえる

国内の基準をジャンルごとに別の店にすると、「海外との差」ではなく「どの店を基準にしたかの差」を比べることになります。実際、あるオーディオ機種群は専門店を基準にすると119%、ハードオフを基準にすると194%でした。基準を変えるだけで74ポイント動きます。そのため国内はすべてハードオフに統一しました。

「値段の帯」で切り直すときは、帯を決める値段を先に決める

「高いものほど状態にうるさいのか」を確かめるには、ランクの比を機種の価格帯ごとに分けて数えます。ところが帯を分けるのにどの値段を使うかで、同じ組から正反対の結論が出ます。比は「下のランクの価格 ÷ 上のランクの価格」なので、その分母(上のランクの価格)を帯分けにも使うと、たまたま高く出た組ほど上の帯に入り、その帯の比が低めに出ます(平均への回帰)。分子(下のランクの価格)で切れば、同じ偏りが逆向きにかかります。

レトロゲームの同じ4,684組で実際に起きた差です。上のランクの価格で切ると 112.5%→66.7%(5,000円未満の機種→3万〜10万円の機種)、下のランクの価格で切ると 75.1%→105.1%と、向きが逆になります。その機種の在庫全体の中央値で切ると 93.8%→88.6%で、はっきりした向きは出ません。この中央値は比の分子にも分母にも同じだけ寄っているので、偏りが片側だけに効きません。公開しているのはこの3つ目だけで、残る2つは状態ランクの効きのページに反転の実例として並べてあります。

機種構成の偏り・国内アンカーの取り方に続く3つ目の同じ型の落とし穴です。いずれも「どこを基準に置くか」を決めた時点で結論が決まってしまうもので、集計の手順より先に基準を書き出しておくこと以外に防ぎようがありません。

この数字を使うとき

このサイトの数字を使うときは、ぜひ一緒に確認してください。

やっていないこと