中古ヨコダン
趣味のジャンルを、同じ物差しで横に並べる

オーディオの中古を、他の趣味と並べて見る

ハードオフ オフモールの在庫を集計し、他の趣味と同じ計算方法で並べています。

ハードオフの在庫
16,492件
うち状態ランクつき 14,029件
掲載価格の中央値
¥27,500
売れた価格ではありません
海外との比
202.5%
国内を100としたとき(119型番)
ランクが1段下がると
94.2%
同じ機種どうしで比較(1,155機種)

いくら用意すると選べるか

掲載価格を安い順に並べると、下から4分の1の位置が ¥11,000、真ん中が ¥27,500、下から4分の3の位置が ¥66,000 です(16,492件)。いちばん厚いのは1万〜3万円の帯で、在庫の33.5%がここに入ります。

価格帯在庫に占める割合件数
5,000円未満6.2%1,023件
5,000〜1万円14.9%2,451件
1万〜3万円33.5%5,527件
3万〜10万円30.2%4,982件
10万円以上15.2%2,509件

並んでいる値段であって、売れた値段ではありません。またこの分布はハードオフ オフモールの品揃えそのもの(どんな機種がどれだけ並ぶか)を含みます。状態ランクの効きを同じ機種の中だけで計算しているのは、まさにこの偏りを打ち消すためです。価格帯の区切りは8ジャンルすべてで同じものを使っています。

海外(eBay)との開き

同じ型番で比べた中央値は 202.5%(国内を100としたとき)。突合できたのは 119 型番で、うち 98 件が150%を超えています。差が大きい順に15件を挙げます。

型番国内(ハードオフ)海外(eBay)比
SONY PS-X65C¥9,900¥94,629955.8%
DIATONE DS-77Z¥13,200¥109,005825.8%
SONY CDP-228ESD¥11,000¥55,085500.8%
SONY TA-2000F¥44,000¥210,109477.5%
DENON DP-55M¥19,800¥90,202455.6%
DENON DCD-1650AZ¥22,000¥92,107418.7%
AUDIO-TECHNICA AT-618¥3,300¥13,428406.9%
AUDIO-TECHNICA AT150EAG¥12,100¥47,777394.9%
SONY TA-F500¥13,200¥50,801384.9%
DENON DP-51F¥16,500¥63,188383%
SONY TA-1150D¥13,200¥49,384374.1%
DENON DP-60L¥26,400¥94,782359%
LUXMAN LX-360¥173,800¥616,113354.5%
SONY CDP-502ES¥30,250¥106,970353.6%
JBL LX5¥39,600¥138,768350.4%

上位に出る極端な倍率は、状態の差(国内側がジャンクに近い等)を含んでいる可能性があります。ジャンルの傾向は中央値で見てください。

逆に、国内のほうが高く並んでいる型番

同じ 119 型番のうち 5 型番(4.2%)は、海外のほうが安く並んでいました。「日本の中古は海外なら高い」は型番ごとには成り立ちません。国内がいちばん高い順に5件を挙げます。

型番国内(ハードオフ)海外(eBay)比海外の出品数
AUDIO-TECHNICA AT30E¥16,500¥2,60715.8%3件
DENON DP-40F¥44,000¥9,47721.5%12件
JBL D130¥104,500¥63,18360.5%25件
DIATONE DS-700Z¥55,000¥34,59762.9%1件
JBL LE20¥46,750¥31,59667.6%28件

海外側の出品数を併記しました。出品が1件しかない型番の「海外の額」は、その1件の値付けそのものであって海外の相場ではありません。この向きの差にも、国内側に状態の良い個体が・海外側にジャンクに近い個体が並んでいた、という状態の差が混ざり得ます(上の表と同じ注意です)。あわせて、送料・関税・出品手数料はどちらの表にも入っていないので、比が100%を少し超える程度の型番は、出しても手元には残りません。→ 5ジャンルで「国内のほうが高い型番」がどれだけあるかを並べて見る

棚に並んでいるのは、どのランクか

ハードオフは状態ランクの意味は公表していますが、実際にどのランクが何割並んでいるかは公表していません(自店の品揃えの内訳を出す立場にないためです)。観測日にオフモールへ並んでいたオーディオの在庫のうち、ランク表記のある 14,029件を数えました。

状態ランク割合件数
S2.5%353件
A6.4%901件
B61.4%8,608件
C26%3,647件
D3.7%520件

美品といえる A以上(S・A)は 8.9%=およそ11件に1件、いちばん状態の悪い Dは 3.7% です。

8ジャンルの幅は 5.7%〜19.7%(最も高いのが釣りリール、最も低いのがカメラ)で、オーディオはその中では5番目です。

分母はランク表記のある在庫 14,029件だけで、ランク表記のない 2,463件(在庫16,492件の14.9%)は分母から除いています。Dにも0にも寄せていません。ランク表記のない在庫の85.1%はジャンク品です(下の節)。この除外率は8ジャンルで0.6%〜22.7%と開きがあるため、ジャンル間のA以上の比率をそのまま「美品の見つけやすさの差」とは読めません(除外率の高いジャンルほど、残った分の質が良く見えます)。これは観測日に並んでいた在庫の構成であって、入荷の構成でも中古市場全体の構成でもありません。→ 8ジャンルのランク構成を並べて見る

状態ランクが価格に効くか

同じ機種の中だけで比べた結果です。1段下がると 94.2%(1226組)。金額でいうと、同じ機種で1段違うと中央値で ¥1,100 安くなります(この比較に入った上のランク側の価格中央値は ¥33,000)。

ただし、これは中央値です。同じ機種でランクが1段違う1,226組を1組ずつ数えると、下のランクのほうが高かった組が361組(29.4%)、まったく同額だった組が201組(16.4%)ありました。合わせて45.8%の組は、ランクが1段下でも値段が下がっていません。

状態ランクは値段を決める唯一の要素ではありません(同じランクでも付属品の有無・年式・店ごとの値付けで動きます)。「Cだから必ず安い」とは言えない、というのがこの1,226組の実際です。上の94.2%は、その1,226組をまとめた真ん中の値だと読んでください。

ランクの組下のランクの価格差額の中央値上のランク側比較できた機種
A → B93.9%¥1,100¥33,000270機種
B → C98%¥550¥31,350825機種
C → D67.5%¥11,000¥33,000131機種
A → C83.3%¥3,300¥29,700114機種

同じ型番でランクが違うと、実際にどう並んでいるか

ここまではすべて中央値です。ハードオフは状態ランクの意味は公表していますが、「ランクBとランクCで値段がいくら違うのか」はどこにも出ていません(同じ型番のランク違いは、ふつう1店舗の棚に同時には並びません)。全国の在庫をまとめて見ている側だけが、実物で並べられます。下は同じ型番でランクBとランクCが同時に並んでいたオーディオの機種から10件です。

型番ランクBランクC差額数えた在庫
BOSE 111CL-III¥1,650¥4,400+¥2,7501件 / 1件
FOSTEX PM0.3¥8,800¥8,800同額5件 / 1件
YAMAHA MSP5 STUDIO¥13,200¥27,500+¥14,3001件 / 1件
DENON DA-305¥19,800¥19,800同額1件 / 1件
TEAC W-890R¥26,400¥27,500+¥1,1002件 / 1件
DENON PMA-50¥38,500¥22,000−¥16,5004件 / 1件
DENON DP-500M¥55,000¥44,000−¥11,0003件 / 4件
MARANTZ SA-15S2¥77,000¥71,500−¥5,5002件 / 4件
LUXMAN A3500¥121,000¥110,000−¥11,0006件 / 3件
TANNOY CANTERBURY15¥880,000¥770,000−¥110,0001件 / 1件

この10件のうち5件は、ランクCのほうが高いか同額でした(高い 3件/同額 2件)。10件では割合はぶれるので、抜き出した元の689機種で同じ数え方をすると50.5%(高い 226機種/同額 122機種)です。オーディオ全体(ランクの組を問わず1,226組)では45.8%で、こちらは組を混ぜた値なので数字はそろいません。ランクが1つ下だから安い、とは限りません。同じ型番でも、元箱や取扱説明書が残っているか(付属品の残り方)、仕様違いが混ざっているか、店ごとの値付けで金額は動きます。状態ランクは値段を決める要素の一つにすぎません。

選び方:ランクBとランクCを同じ型番で同時に持っていた689機種をランクB側の価格が安い順に並べ、端から端まで等間隔に10件抜いています(差額の大きい例を選んだのではありません)。安い機種から高い機種までを代表させるためです。価格は同じ型番・同じランクの掲載価格の中央値で、右端はその中央値を出すのに数えた在庫の件数です。照合の鍵(記号と空白を落とした型番)に複数の表記がぶら下がっている機種は、別の商品が同じ鍵に潰れている可能性があるためこの表から外しています。掲載価格であって、買取価格でも売れた価格でもありません。観測日は2026年09月21日です。

ジャンク扱いの在庫がどれだけ混ざっているか

ハードオフが「ジャンク品」として出している在庫は 12.7%(16,492件中2,097件=およそ7.9件に1件)です。

このページの上半分で使っている状態ランクは、ジャンク品には付きません(オーディオのジャンク2,097件のうちランク付きは5件)。裏を返すと、ランク表記のない在庫2,463件のうち85.1%がこのジャンク品です。そのため状態ランクの計算からは自動的に外れますが、このページの掲載価格の中央値(¥27,500)と価格帯の分布には入ったままです。オーディオの相場を読むときは、12.7%のジャンクを含んだ数字だと考えてください。

では、そのジャンクはいくらで並んでいるのか。同じ機種でジャンク品と通常品が同時に並んでいた522機種で比べると、ジャンク品の掲載価格は通常品の 54.1%、差額の中央値は ¥13,200 でした(通常品側の価格中央値 ¥33,000)。4ジャンルの幅は54.1%〜70%で、状態ランクの効きに並べてあります。ただし11.3%の機種はジャンクのほうが高いか同額で、ジャンクなら必ず安いわけではありません。通常品の側は状態ランクを問わず数えています。

同じタグで判定できる5ジャンルの幅は 0.5%〜21.6%(カメラ 21.6%/オーディオ 12.7%/管楽器 9%/レトロゲーム 5.7%/釣りリール 0.5%)。Nゲージ/シンセ・鍵盤/ギター・ベースは在庫データにジャンク判定の項目が無く未計測です(0件という意味ではありません)。

売れるまでの速さ

在庫から消えるまでの日数の中央値は 0日(1931件・観測期間46日=2026年08月06日〜2026年09月21日)。当サイトが観測を始めてから消えるまでの期間なので、それ以前から並んでいた分は含まず、実際の掲載期間より短めに出ます。売れたのか出品を下げたのかは区別できません。

ただしこの1931件のうち 1001件(51.8%)は、当サイトが1回しか見かけないまま消えた個体です(初回に見つけた日と最後に見た日が同じ)。掲載期間が0日として上の中央値に入っていますが、これは「その日のうちに消えた」の実測ではなく、1回しか観測できなかったという意味の下限値です。2日以上見かけられた930件だけで数え直すと中央値は 12日 ですが、こちらは長く並んでいた個体ほど残る向きに偏ります。実際の掲載期間は0日と12日の間としか言えません。この割合はジャンルによって大きく違い、巡回がどれだけ細かく同じ商品ページを見に行けているかを含みます。日数をジャンルどうしで比べる材料にはできません。

この中央値は観測期間(46日)より長い値が原理的に出ません。ジャンルによって観測を始めた日が違うので、この日数を他のジャンルの日数とそのまま比べると、観測期間の長さの差を「売れ足の差」と読み違えます。統計データにジャンルごとの観測期間を併記してあります。

では、どの値段のものが動いたのか。ハードオフは状態ランクの意味は公表していますが、どの価格帯の在庫が実際に減っているかは公表していません。同じ観測期間(46日)の中で、掲載価格の帯ごとに「消えた割合」を数えました。

掲載価格並んでいた在庫うち消えた割合
5,000円未満1,023件168件16.4%
5,000〜1万円2,451件382件15.6%
1万〜3万円5,527件743件13.4%
3万〜10万円4,982件470件9.4%
10万円以上2,509件168件6.7%

最も動いたのは 5,000円未満の16.4%(1,023件中168件)、最も動かなかったのは 10万円以上の6.7%(2,509件中168件)で、2.4倍の差でした。

この割合は同じジャンルの中でだけ比べてください。観測を始めた日がジャンルごとに違うので、他のジャンルの割合と並べると観測期間の長さの差が売れ足の差に化けます(上の日数とまったく同じ交絡です)。分母には観測を始める前から並んでいた在庫も入っていますし、消えた理由が売却か出品取り下げかは区別できません。帯ごとに並んでいる品物の中身も違います(高い帯ほど高級機に寄ります)。在庫100件・消えた30件の両方を満たさない帯は表から外してあり、0件という意味ではありません。

買わずに待っていると、値下げされるのか

ハードオフは値下げ交渉の可否や状態ランクの意味は公表していますが、自店がどれくらいの頻度で値札を書き換えるかは公表する立場にありません。ここでは同じ個体(商品1点ごと)の掲載価格を追いかけて、実際に下がったかどうかを数えました。

価格履歴を追えた 16,492件のうち、掲載価格が下がったのは 195件(1.2%)。並び始めてから30日以上たった在庫だけに絞ると 193件 / 14,231件=1.4% です(並んだばかりの個体は、まだ下げられる時間が経っていないので分母から外しています)。数えられたのは当サイトがオーディオを見ていた46日間(2026年08月06日〜2026年09月21日)に目撃した値下げだけです。

そして下がったときは、まとまって下がります。下げ幅の中央値は 14%(差額の中央値 ¥5,500)、最初の値下げまでは並び始めてから中央値 27日、値下げの回数は中央値 1回で、少しずつ何度も下げるのではなく一度きりが普通でした。逆に掲載価格が上がった個体も 1件あります。

同じ数え方で他のジャンルを見ると、ギター・ベース 1.5%(観測35日)/カメラ 1.6%(観測59日)/レトロゲーム 1.7%(観測76日) です。どのジャンルでも、並んでいる中古の大半は掲載されたままの値段で売れるか、値段が変わらないまま残ります。

ジャンル間の順位はそのまま「値下げされやすさの順」ではありません。30日以上並んだ在庫だけに絞ることで分母は揃いますが、分子は当サイトがそのジャンルを見ていた期間に目撃できた値下げだけです。値下げは並び始めから中央値27日で起きるので、観測開始より前に下げられた個体は棚に何日並んでいても数に入りません。∴観測期間が短いジャンルほど割合は過小に出ます(いま数字を出せている4ジャンルの観測期間は35〜76日)。ただし割合が最も高いレトロゲームは観測期間も最も長い(76日)ジャンルなので、この首位が観測期間の副産物である可能性を排除できません。

中古は待っていると値下げされるのか(4ジャンル横断の実測)に、下げ幅・下がるまでの日数・値下げの回数まで並べた表を置いています。

見えているのは当サイトが観測を始めてから後の値動きだけです。それ以前に下げられた分は履歴に入りません。値下げされる前に売れて在庫から消えた個体も分母に入っているので、この割合は「値下げを待てる人がどれだけ得をするか」ではなく「並んでいる在庫の値札がどれだけ書き換わるか」を表します。下げた理由(棚卸し・セール・長期在庫の整理)までは分かりません。値下げを確認できた個体が30件に満たないジャンルは数字を出していません(0件という意味ではありません)。

他のジャンルと比べる

同じ店・同じ状態ランク・同じ計算で、他の趣味も並べています。オーディオの海外との比 202.5% が高いのか低いのかは、隣と並べて初めて分かります。たとえば「ギター・ベースの海外比 184.5%」は、カメラの109.8%と並べて初めて「日本のギター・ベースは海外で割高に並ぶ」という意味を持ちます。

カメラの中古価格
海外との比 109.8% / 1段下がると 93.1%
管楽器の中古価格
海外との比 149.8% / 1段下がると 95.6%
釣りリールの中古価格
1段下がると 93.2%
Nゲージの中古価格
在庫 939件
レトロゲームの中古価格
海外との比 152.8% / 1段下がると 90%
シンセ・鍵盤の中古価格
1段下がると 92.9%
ギター・ベースの中古価格
海外との比 184.5% / 1段下がると 95.2%

海外(eBay)との差をジャンル別に見る / ハードオフの状態ランクで価格がどれだけ下がるかを見る

このジャンルを専門に扱っているサイト

ジャンルの中の細かい相場(機種ごとの買取価格、店ごとの差、値動き)は、専門のベンチを見てください。

出典:ハードオフ オフモール(netmall.hardoff.co.jp・全国リユースチェーン中古オーディオ在庫・状態ランク付き)/ 最終取得 2026年09月21日(観測開始 2026年08月06日)